兵庫県道138号 追入市島線

兵庫県の県道一覧の
兵庫県道138号 追入市島線」を更新しました。
http://michi.road.jp/Road/Hyg_r138.html

鐘ヶ坂峠の隣にある「瓶割峠」を越える途切れ県道、徒歩では抜けられる。不通区間にトンネルでも穿ってもらったら皆福知山方面に向かうのに鐘ヶ坂トンネル通らずそっちばかり通るで、という好立地。 しかしまぁそんな理由が故になおさら開通することもないでしょう。
峠挟んで南側(丹波篠山市側)はそのほとんどが旧国道176号線で(むしろ延伸された)車道区間はわずか、 また峠までの道も比較的緩やかである。
しかし峠挟んで北側(丹波市側)の山道は結構険しく転がり落ちるように下っている。 そこからの車道区間は国領の集落に1車線区間はあるもののそのほとんどは2車線ありかつ車通りも少ないため国道175号線国道176号線重複)を避けて北上するのに快適な道だ。
沿線には、共に閉鎖されているが鐘ヶ坂隧道(明治隧道)・鐘ヶ坂トンネル(昭和トンネル)、瓶割峠大師堂跡、国領温泉、小富士山などがある。 飲食店はちらほらあるが、ガソリンスタンドはない。

丹波篠山端部会

昨年に端部探索のためにトレッキングシューズを買ったのですが、その年は結局使わず。「ようし、今年(今冬)こそは!」とまず手始めに近場で途切れ県道の多い丹波篠山市周辺に行ってきた。

兵庫県道309号 福住三田線
http://michi.road.jp/Road/Hyg309_2.html

篠山の東部にアクセスするので三田からR176を使用せずに北上、その途中で橋を撮り撮り……ブロ谷川、て。

兵庫県道308号 曽地中三田線
http://michi.road.jp/Road/Hyg308_1.html
「旧鳥居前橋跡」

r12から分岐してすぐの四十九川(しじゅく)を渡っていた橋。現在は新橋が架けられ旧橋は取り壊されてしまった。



r308の曽地奥側端部は二度ほど訪れているのだが、いずれも車両限界点までしか訪れておらず今回は徒歩で母子側まで抜けられるのか、その確認のために奥まで進んでみた。
結果として抜けておらず遡行は失敗に終わった。
車両限界点より曽地川を対岸に渡り谷奥へと進んでみた、最初こそ車道のような平場は続いていたのだが砂防堰堤を越えて少し谷奥へ行ったところでプツリと途切れてしまう。
そこからは人の踏跡とおぼしき山道もなかったのだが、「ああこれが俗にいう“獣道”なのだな」と感心するくらい本当にけもの道が続いていたのでそれに倣って奥へと進んでみるも谷が二又に分かれたところでそれもプツリと途切れてしまった。
国土地理院地図より
なんか等高線がやばくね? ってくらいに何故か結構急峻な斜面でして、倒木も多数あってこれ以上進むのをあきらめました。ところで、これもう少ししたら曽地川が青野川の上流部を争奪しそうなんですよね。

■雲部車塚古墳

次の目的地に向かう前に、前から訪れてみたかった古墳に立ち寄る、「雲部車塚古墳」(くもべくるまづかこふん)。五世紀初頭(古墳時代中期)頃の前方後円墳兵庫県内で二番目、丹波地方最大の前方後円墳。とはいえ五色塚のように再現されているのならばいざ知らず、そうでなければ前方後円墳といわれても上空から眺めない限り池に浮かぶ島にしか見えない。

兵庫県道508号 瀬利小田中線
http://michi.road.jp/Road/Hyg508_1.html






県道とはいうものの、途中からは「林道 畑山線」となっている。
以前は1枚目のところからまだ奥に行けたのですが倒木で奥へ行けず、苔むし方からもずいぶん経っている様子。
前はこの2枚目のところまでバイクで来れました、前方の木に阻まれそれ以上いけませんでしたが。
3枚目ちゃんと土管が埋設されていることからもこの道かしっかりと整備された道だったことはうかがえる、詰まって流れなくなり上を流れるようになった結果大きく洗掘してしまったようだが、2015年までは埋まっていた様子。
途中4枚目のブッシュに阻まれる、まさか野生のチャノキに阻まれるとは思いもよらなんだ。
5枚目この広場で林道は終わってしまう。結局この道も抜けておらず、徒歩で行けるような山道もなかった。
6枚目ルート的にはこちらじゃないだろうかという斜面、もちろん道はない。

国土地理院地図より
二又に分かれているが上に伸びる道はなく左に分岐した道が谷をぐるりと回り込んで上っている。
地図・空中写真閲覧サービスより
1975年の航空写真、結構しっかりと整備されたようだった。その後1986年ではまだ見て取れるが、1991年では辛うじて道が確認できる程度に、周りの木々が育ったのもあるが、林業の衰退とともに廃されたのだろう。

■再び兵庫県道309号 福住三田線
http://michi.road.jp/Road/Hyg309_1.html

r309を語る上で有名な画。ルート的にはこの奥に進むのだけど道がない。

引き止まりの広場の奥に、新たに林道が左手に伸びていた。

途中造成中の作業道が分かれていたが、その前に整備されたであろうこの林道は現在使われていないらしい。

峠付近で林道から峠向きにぽっかりと口が開いていた。

原峠

峠から続く道、しっかりとわかる山道。

以前訪れた際は落橋してはいたものの土の被せられた丸太橋があったのだが、それもなくなっていた。

この県道は無事抜けていた。後川新田側の車両限界点、新たに獣除け柵が設けられていた。
国土地理院地図より
峠を越えて抜けている点線は以前からの道なのだろうか、林道は峠まではこの点線に沿って作られているようだったが、峠より向こうは描かれていない。
GoogleMapsより
この林道が整備されたのはここ10年ほどの間、割と近年らしい。少し古い空中写真だと影も形も見られない。しかし林道ができてからそれに合わせて地図上で県道指定しているとも考えにくいため、やはりもともと山道があったのではなかろうか。そうすると峠から向こう(北向き)に点線がなく後川新田向きにはあることの説明がつく。

以上、丹波篠山市内に存在する3本の途切れ県道を再調査してきたが、残念ながら抜けていたものは1本しかなかった。

兵庫県道556号 後山上石井線

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兵庫県道/岡山県道556号 後山上石井線」を追加しました。
http://michi.road.jp/Road/Hyg_r556.html

佐用川の谷筋に沿って南下してくる越境県道、ただし岡山県側は1km足らずしかない。基本的には谷筋の集落の人にしか需要がない。
美作市後山方面から佐用(またはその逆)に向かったり、または国道429号線西行きから国道373号線南行きに行く(またはその逆)以外あまり使う意味もない。
沿線には奥海神社や中村神社、おみね渓谷キャンプ場、奥海乢などがある。

兵庫県道118号 小野志方線

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兵庫県道118号 小野志方線」を追加しました。
http://michi.road.jp/Road/Hyg_r118.html

以前は良質な険道区間があったが、現在はすっかり綺麗なバイパスが整えられている、部分的に中央線のない区間の残るほぼ2車線の3桁県道。
小野アルプスの北側を行く、小野から志方に出るには有用な道だが、そもそも需要はそれほどないと思われる。 沿線には、鴨池公園、志方東公園、志方八幡宮のほか池が多くある。また秋になるとコスモス畑が見られる。

静岡県道323号 舘山寺弁天島線

兵庫県道以外の県道とその他一般道に
静岡県道323号 舘山寺弁天島線」を追加しました。
http://pdbridge.webcrow.jp/Road/Szo_r323.html

舘山寺弁天島を結ぶ元有料道路の3ケタ県道。温泉街でありウナギが有名でレジャー施設もある浜名湖畔屈指の観光地「舘山寺」。
国道301号線からのアクセスにとても有用な道なのだが、 先に書いたように元有料道路であり、無料解放されてから飛躍的にその交通量が増え……結果休日ともなれば車であふれかえって凄い渋滞を引き起こしている。
全線2車線あり、特に元有料道路の村櫛舘山寺道路はとても走りやすいスカイラインだ。
沿線には起点の舘山寺温泉のほか浜名湖パルパル浜名湖ガーデンパーク、中之島渚園などがある。

愛宕隧道

旧道・廃道に「愛宕隧道」を追加しました.
http://pdbridge.webcrow.jp/Road/TAtagoTN.html
豊岡市但東町の西野々と太田の間にある隧道。かつてはその二つの集落を行き来するのに 隧道上の峠を越えるしかなく大変な不便を強いられていたそうだが、 集落の有志でトンネルを掘り不便さを克服したのだそうな。
しかし、地図を見る限り少し東に回り込んでもそう大回りではないように思えるのだが、それが難しい理由があったのだろう。 洞名は要石に彫ってある。

角亀トンネル旧道

旧道・廃道に「角亀トンネル旧道」を追加しました.
http://pdbridge.webcrow.jp/Road/Tunogame.html
たつの市新宮町の栗町と角亀の間に「角亀坂」という峠があり、その下を穿っている「角亀トンネル」への道。 かつては「兵庫県道44号 相生宍粟線」だったが、現在は南側に「角亀トンネル」(この旧道上にあるトンネルと同名)が開通し市道栗町角亀2号線へと指定変更されている。