歩道橋聖地巡礼の旅

4/10に日本最古の歩道橋「西枇杷島(二見)歩道橋」が撤去されました。その撤去作業を見るために3/12に続き再度に清州に訪れた。今回は列車ではなく、車で。
本当は、前日に中部入りの予定だったのですが、週間天気予報を見ている限りどうも天気は不安定で雨の予報もあったので、前日入りはおろか、取ろうと思っていた宿も取らずその日のうちに帰宅(正確には次の日だが)することにした。
朝5時に起きて6時10分に出立、ガソリンを満タンにし、西宮北ICへ。朝はパン2つほどほおばっただけだったので、大津SAで朝食を摂り八日市ICへ
まずは本日最初の県道
滋賀県道34号 多賀永源寺
有名なあの洗越しがある県道…複数あると聞いていたが1つだけになっていた。
犬上ダム湖畔を除き、総じて走りやすい県道でした、険道にあらず。
滋賀県道225号 多賀停車場線
ナビで見たら県道ぽかったので、行ってみたら停車場線であった。
滋賀県道239号 水谷彦根
最初のほうこそ1車線だが、途中から二車線に。
R8に出るところで、止まれで止まったのだが、R8を行く車に鳴らされた。いや大丈夫、だれも好き好んであなたの車にぶつかりにいきませんから。それよりも、携帯片手に運転のほうがよっぽど危ないですよ。
滋賀県道233号 米原停車場線
ナビで見ると、どうやら停車場線のようなので行ってみた。
現在駅前改良工事中のため、せっかく撮影したものの1年後くらいには様相は一変していると思われる
滋賀県道240号 樋口岩脇線
R8とR21の分岐点を避けて山側を通って米原IC向こうへ出る。
ほぼ全線2車線、使い道はあまりなさそう
滋賀県道246号 大鹿寺倉線
r240をR21に出て西へ行ったすぐのところに分岐がある。
ほぼ全線二車線、r19から来た車は途中から分岐する市道へみんな逃げていく。
滋賀県道248 号天満一色線
近江長岡駅までの間を天野川に挟まれながらJRと並走する。
周辺では唯一、正面に伊吹山を見据えながら走れる素晴らしい道。
滋賀県道551号 山東伊吹線
伊吹山の麓から始まる、r40の旧道から始まっているが、その旧道はr551化しているのだろうか?
滋賀県道249号 柏原停車場線
r551がR21に出る手前から生えている停車場線、柏原宿の中を走る。
岐阜県道236号 関ヶ原停車場線
停車場線と名称に付きながら停車場が起点ではない県道。
地図にある通り、JRを越えたすぐのところが起点になっているのだろうか?
ここで缶コーヒー休憩。
岐阜県道229号 牧田関ヶ原
少し西へ戻ることになるが時間もあることだし問題ない。
R21に合流しているように見えて、実は合流していない。
全線通して比較的走りやすいので関ヶ原市街地を避けて、R21からR365へ出るのに使うのもいいかもしれない。
岐阜県道227号 牧田室原線
牧田川左岸を名神に挟まれて走る。名神をくぐってからはいよいよ濃尾平野へ。
さすがは県道、一部かわった道筋を取る。
岐阜県道30号 羽島養老線
主要地方道なのに、主要地方道っぽさを感じない主要地方道
牧田川右岸の堤防上を走るが、R258に合流する手前で本来川を渡っていた横曽根橋が撤去されてしまったため、分断区間となっている。現在、南側にバイパスを鋭意造成中のため、せっかく行ったもののおそらく近々県道指定から外れるような気がする。
ここらでさすがにお腹が減ってきた。
岐阜県道206号 岐阜羽島停車場線
さすが無理やり作った駅なだけあり、周辺は大変寂れている。
中心部から外れているのだから仕方がないと言えば仕方がない。
岐阜県道199号 竹鼻停車場線
私鉄の駅に、停車場線があるのもわりと珍しい気がする。
ラーメン屋などが目につくものの、あまり食べたい気が起らない。空腹で走り続けるのはろくなことがないのは身にしみてわかってはいるのだが…
ここで、予定していた県道のほとんどを走りつくしたのでちょっと外れて珍しく観光へ向かう。一宮北部、木曽川沿いにあるツインアーチ138へ。
ツインアーチ138
タワーに上る前に、まずは腹ごしらえ…と思ったら、レストランの類いは全然ないんですね。しょぼんとしたのもつかの間、どこかで見たことのあるお店が来ていた。以前テレビ朝日の「人生の楽園」という番組に出演していたbocchenoというピザ屋さんが来ているではありませんか、これは食べなくては。このピザ屋さん何が面白いって、車の中にまるまる石窯を入れてしまったという凝りよう、これで近隣を移動販売しているのだとか。
ピザと、スナックコーナーで売っていた飛騨牛コロッケでお腹を満たした後、ツインアーチへ。名前の通り二本のアーチによって本体を支えているという構造。以前から車窓より気になっていたので、ようやく来られて満足です。
この後の予定が県道二本を残すのみであり、それ以外の予定がないため時間を持て余し、展望ラウンジでコーヒーを飲みつつ居眠り。
16:30頃タワーを後にし、残りの県道へ。
時間が時間だからやはり一宮市内、混んできました。
■愛知県道136号 一宮清須線
変わったと道筋を取る県道。濃尾平野という平坦地を通るため、確かに山岳県道のような面白みはないですが、しかし、そこは街中県道、街中らしい道の細さと、路地、一方通行、歩行者、車通り、変なルート等、様々な嫌条件を兼ね備えた素晴らしい街中県道でした。
それに太い道を避けているので、通勤時間帯特有の渋滞のほとんどを避けられました。
萩原周辺はあえて商店街の中を通る旧ルートへ、旧といっても今も指定はされたままのようですが。
清州に出たところで終わりかと思いきや、お団子を見る限りr190と重複しているようで、どの辺が終点なのかわからなかったのですが、R302交点から先のお団子にr136がなかったため、「清州中学校前」交差点を終点としました。
■愛知県道137号 萩原停車場線
r136から少し外れますが、すぐ近くにあったので。
さて、これで道活動の全行程終了です。
19時ごろ西枇杷島歩道橋に渡り納めと最後のお別れをし、CoCo壱番屋西枇杷島一号店で夕食を摂り、そこから7kmほど南下して大名古屋温泉にてひとっ風呂浴びる。
22時ごろ再び西枇杷島に戻り、歩道橋撤去を眺め朝3時ごろ清州を後にしました。撤去風景については姉妹サイト「歩道橋-PdestrianBridge-」のブログに。
なんだかんだで濃い一日となりました。
@本日のルート
r16〜市道〜r15〜r82〜中国道名神高速〜R421〜r34〜r225〜多賀大社〜R306〜r17〜r239〜R8〜r23〜R8〜r240〜R21〜r246〜r19〜r248〜R365〜r40〜r551〜r249〜r551〜R21〜r236〜r56〜東町歩道橋〜r56〜R365〜r229〜R365〜r227〜r96〜r30〜r1〜r206〜r18〜r199〜r18〜r147〜r14〜r182〜r150〜ツインアーチ138〜r150〜r18〜r136〜r458〜r137〜r458〜r67〜西枇杷島歩道橋〜r126〜CoCo壱番屋〜r126〜r67〜r106〜大名古屋温泉〜r106〜r67〜西枇杷島歩道橋〜r126〜R22〜名神高速中国道山陽道〜r52
総走行距離:約615.4km
県道:17本(完走17本)
対応アルバム
http://f.hatena.ne.jp/kolkata/100410/