島嶼県道巡り

地図を見ていて、こう、むらむらと「島だ、島にある県道に行きたい!」と。
そこで目を付けたのが家島であります、家島諸島に3本も県道があるという。
しかし、調べてみてあることに気がついた……
カーフェリーがないらしい!?これではバイクが運べません
向こうに行ってレンタサイクルを借りてもいいのですが、
ほら、あるじゃない、私には折りたたみ自転車が!
このぽかぽか春陽気の中、折チャリ持って島ポタに行って参りました。
さあ出よう!と思ったときに思わぬアクシデント、”便意が!?”
朝起きてすぐに行ったというのに……
一本遅らせて、さあ出ようと思ったら、”空気が!?”
しばらく乗ってなかったからって、前日に確認しとけよ、と。
2本遅らせてようやく出発。
山陽電鉄「飾磨」に着いて自転車を戻し、「さぁ出発!」と思ったら
目的の船まで20分切っている、なんて計画性のない……
気を取り直し、元々計画していた「兵庫県道540号 飾磨港線」へ
兵庫県道540号 飾磨港
姫路港だけど飾磨港線です、そして姫路港線は別にあるのです。
辺りは工業地帯で大型車が行き交い、自転車で走るもんじゃぁない。
さて、1時間後、「高速いえしま」に乗っていざ家島へ、30分足らずの船旅。
兵庫県道425号 宮真浦線
家島の玄関口、真浦港からその東に位置する宮地区を繋ぐ県道。
車通りは少ない、そもそも島にそれほど車がない。
行って返ってきて、昼食。
せっかくなのでいつもなら頼まない刺身定食
さすが近海で取れただけあって新鮮で美味しい。
兵庫県道426号 網手の浜加野線
島の裏側、南側へ至る県道。それなりに高低差があってしんどかった。
渡船を待つこと10分ほど、坊勢渡船に乗って、家島本島の南に位置する坊勢島へ。
兵庫県道427号 坊勢島線(ぼうぜしません)
坊勢島線といいながら、玄関口である坊勢港とは反対の東側しかない、
島内を一周ぐるりとは回っていないのだ。
寺社仏閣以外観光できるところもあまりなく、あらかた回ってしまった。
特筆すべき事がある、ある一点について治外法権なのだ。それは、交通ルールの無視。まぁ、島だからなんだろうけど、その辺りは警察も見て見ぬふりのようで。島内の交通は1番利用されているのが原チャで、次に自転車、そして最後に車のようだ。なにせ島で見かけるのは原チャばかりで、路地という路地のそこら中に原チャが止めてある、これは家島本島よりも坊勢島の方が多かったように思う。そして、その原チャ乗りのほとんどがヘルメット未着用なのだ、せいぜい郵便配達人に見られる程度。なんか、普段自分がヘルメットかぶって運転しているのが馬鹿馬鹿しく思うくらい。しかも、原チャ2人乗りなんかも普通なのだ、一番凄いのは子供3人原チャに載っけて運転していたお母さんだろう、もちろんノーヘルで。おそらく、無免許もしくは不携帯も数多くいると思われる。まぁ、島では良いけど、本州に渡ってきたら気をつけてね。
それと、もし家島へ輪行するという奇特な方がいらっしゃいましたら
これだけは気を付けてください。
”高福ライナーとラピート桂には乗らないほうがよい”
岸壁や桟橋に横付けではなく、舳先からの乗り降りとなり
自転車を持っていては甲板を船横から舳先まで歩くのに危険です。
@本日のルート
神戸電鉄山陽電鉄〜r540〜R250〜R436〜高速いえしま〜r425〜r426〜坊勢渡船〜r427〜ラピート桂〜R436〜R250〜山陽電鉄〜バス
・戦績
県道:3本