道活初め

岡山県道/兵庫県道368号吉永下徳久線」の更新準備をしていたのですが、以前に調査はしていたもののr404から分岐するものとばかり思っていたので吉永駅からしか撮っていなかったのですが、ふと「ひょっとして兵庫県道/岡山県道96号 岡山赤穂線から始まっているのではないのか?」と思って調べたら案の定そうでして、「これは補完に行かななぁ」と三が日の終わりに行ってまいりました。


まずは山陽道で「和気」までワープ、IC北側にあるこの石がとても気になった、名前付いてないん?

岡山県道180号 熊山停車場線

和気まで来たんならr181の撮り直しやな……の前に接続しているr395を調査しとこか、ついでなら起点付近にあるr180も調査しとこか、とこうなりました。ちょうど駅前再整備中でしたが、なんやしかし最近JRの駅前がどこもかしこも綺麗にされよるな、それどころか駅まで面白みのないハコになるのも多い。

岡山県道395号 和気熊山線


ナビに騙されて行ったら悲鳴あげる人おるんとちゃうかなぁ、というくらいの道幅制限2.2mの道が、吉井川と山陰本線に挟まれた区間にある。ナンボかごとに退避スペースもあるので安心してほしい、ちなみに思ったより対向車は来る。

岡山県道181号 和気停車場線線
http://pdbridge.webcrow.jp/Road/Oky_r181.html
駅前が再整備されたのでその撮り直し。

岡山県道263号 泉衣笠線

写真の交差点が大きく様変わりしていたので、ちょうど更新準備中なのでよかった。

岡山県道96号 岡山赤穂線「田ヶ原橋」
http://michi.road.jp/Road/Hyg_r96.html

「田原橋」の下流に橋を造っているのを認めたので「できているかな?」と思ったら開通していた。以前のような橋前急カーブがなくなった。

岡山県道368号 吉永下徳久線

r96の分岐「吉永」交差点からr404分岐までを調査、この区間はr261の重複でもある。写真はJR山陽本線「閑谷踏切道」。

塔寺川ダムの手前まで来たところでr385の分岐がある。分岐といっても岡山県側には実質走行可能な車道はない。以前ちょろっと調査はしたのだが今回は踏破含めて再調査しようと思う。
まずは一旦兵庫県側端部までいけるかを確認する、その後抜けていたら復路で写真を撮りながら帰ってくる。

兵庫県道/岡山県道385号 高田上郡線
http://michi.road.jp/Road/Hyg_r385.html

まず抜けていたことを報告する。県道は2車線(いや途中から中央線なくなってますが)の快適な道を走ってきて突然ここで左折して山に入ろうとする、県道不思議クオリティ。直進すると「上郡町道 延野皆坂線」で安室ダムに向かう。

川側にデリネーターがあるだけの貧弱な1車線、しかし明らかに現役で使用されている感。

それもそのはずで、なんと1軒だけ民家がある。

民家の敷地が終わったところで舗装路も終了する。

落ち葉は積もっているが分かりやすく走りやすいフラットなダートが続く。


しかし、かつてはこのような洗掘ひどく植生も張り出した道だったのだ、再整備されたのか。

分岐が現れる「この先通行止」がどちらを指しているのかは不明だが、左を指しているのであれば、その通行止からやってきたことになるのだが。

以前訪れた際はこの分岐で調査を終了した。だってどちらもただの沢のようで倒木もひどく道とは思えなかったのだもの。

以前の左側の道、道といえなくもない。

そして驚愕の光景、民家の廃墟があった。あの道の奥に住んでいたの……? この廃屋横にチェーンが張られていたので「通行止」はそのことを指すのだろう、もう一度言うが往路はその道からやってきたのだ。

廃屋を過ぎてから道の斜度が増す。

素直に行けばここを直進して林道を行くところだが、県道指定の道は実はここを右に入る。

落石や倒木に悩まされはしたもののしっかりと“道”だった。

峠のようだがここが峠ではない、近年新たに林道が整備されたのだろう。ここで別の谷筋に移る。[1]
ここで林道から離れ山道に入る。地図上では点線は手前のくぼんだ所から谷下へ降りて行っているが、せっかく山道もあることなのでそちらで辿ろうと思う。[2]

こちらもわかりやすく山道があり、まぁまぁ歩きやすかった。[3]

「才ヶ峠」岡山県との県境であり、兵庫県道最西端である。[4]

地図上はこの谷を下りているがそちらへは行かず右側の山道を行く。[5]

地図上の点線とは違う北に分かれた谷に山道は降りる。[6]

ちょっと“道”とはわからない、倒木と落石だらけの谷を行く。

点線に従うとこの谷を下りてくるようだ、ム・リ。[7]

道と言われれば道に見えなくもない。

人為的工作物、かまど?

このあたりから車も入ってきていたでろう“道”っぽくなる。

土砂流出抑止のためか、水が流れて洗掘するのを防ぐためか、何mかおきにゴム板の生えた木が埋設されていた。

そしてr368に合流、ここは昔のままの獣除け柵だった。

国土地理院地図より

兵庫県道368号 吉永下徳久線

下徳久まで走り、「徳久トンネル」開通によるR179からr368に降格された区間を調査して今日の行程は終わりとする。

■つたざわすがのトンネル

実はつい最近までその存在を知らなかったトンネル。地図を眺めていて「こんなところにトンネルなんてあったんや!」となった。農業製品などの搬出を容易にするために造られた基幹農道上にあるトンネル。